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プレスリリース

新世代ゼオライト膜脱水装置「CA-500シリーズ」を発表2025年10月13日

― 特許申請中の独自膜構造で省エネ・高純度脱水を実現 ―

コーベックス株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:松原啓一)は、独自開発のゼオライト膜技術を搭載した新型脱水装置「CA-500シリーズ」を正式発表いたします。本シリーズは現在特許申請中(出願番号:ZPD0998-KBX)であり、従来比で最大30%の省エネルギー性能と、高純度・高効率の脱水処理を両立。化学・医薬・電子材料分野を中心に、持続可能なプロセス革新を支援します。

■製品概要 

製品名:ゼオライト膜脱水装置「CA-500シリーズ」
構成:モジュールユニット(CA-501~505)+制御・加熱ユニット
処理能力:最大10~100 L/h(エタノール溶媒換算)
適用溶媒:エタノール、イソプロパノール、アセトン等
膜材質:MFI型ゼオライト膜(コーベックス独自開発)
特徴

  • 特許申請中の膜構造による高い水選択透過性
  • 既存ラインに後付け可能なモジュール設計
  • 省エネ30%削減、CO₂排出量低減
  • メンテナンスフリー構造で長期安定稼働

■技術の特長(特許申請中)

「CA-500シリーズ」に採用された膜は、ゼオライト結晶の配向制御技術を応用し、分子径差わずか0.1 nmの選択性を発揮します。特にMFI型結晶を基盤とした多層構造により、アルコール系溶媒中の水分子のみを高効率で分離可能。これにより、再生エネルギーの大幅削減と装置の小型化を同時に実現しました。
現在、本技術は日本国内およびPCT国際特許出願中です 。 

ゼオライト膜式真空脱水装置-コーベックス株式会社

■お問い合わせ先

コーベックス株式会社
管理部
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町4丁目2番12号
TEL:078-303-2501
E-mail:kanri-bu@kobex.co.jp

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